ギャップが1.10+/-0.35mmの場合、分解能、再現性、精度は仕様の通りとなります。制限内の場合、IncOderの測定分解能と再現性はエアギャップによる影響は受けません。エアギャップ公差が±0.35mmから±0.50mmに増加した場合、規定された計測非直線性は2倍となります。例えば、250mmのIncOderのエアギャップ交差が±0.50mmの場合、規定の直線性は+/-40秒から+/-80秒に増加します。
規定の直線性が必要な場合には、規定のエアギャップ公差を維持するようにしてください。これを達成する最も簡単な方法は、その軸方向位置を容易に設定できるセットスクリューロータを使用することです。ロータの内径は貫通シャフトにより近いことが理想的です。または、シムを使用することにより、必要なギャップを維持することができます。剥離可能なシムをIncOderのアクセサリとしてご用意しています。