実際には、動作温度と保管温度は、センサの主要部品の材料によって左右されます。
しかしながら、センサの基本動作原理は温度による影響を受けません。つまり、Zettlexセンサは、比較的低温または高温でも使用が可能です。
ほとんどの場合、電子部品により、有効温度範囲は-40°Cから85°Cまたは125°C(産業または自動車産業)となります。
ただし、センサの電子部品はアンテナから離れた位置に配置することが可能です。このため、過酷な温度環境ではアンテナとターゲットのみを配置し、電子部品は過酷な環境から離れた、または過酷な環境から絶縁された、より良好な環境に配置するようなセンサを設計することが可能です。
アンテナとターゲットの基板にセラミック基板を使用することにより、温度限界を上げることができます。
当社は、230°Cで一定運転が可能なセンサを製作しており、450°C以上で作動するセンサも開発中です。
これまでに-55°C、-60°Cで作動するセンサも製作しています。