スラブレゾルバ

スラブレゾルバは、回転位置および速度のフィードバックのためのモーション制御アプリケーションで広く使用されています。 「スラブレゾルバ」という用語は、軸方向の高さに対して大きな直径を有するレゾルバを指します。 通常、スラブレゾルバは、シャフト、電気ケーブル、油圧パイプなどを収容するための大きな穴を有します。

スラブレゾルバは、他の検知技術によって課される環境制限に制約されることなく、確実な位置および速度フィードバックと転流を提供することにより、長年にわたる評価を得ています。 航空宇宙、軍用または重工業機器で遭遇する衝撃および振動レベルは通常、ほとんどのスラブリゾルバの動作範囲内にあります。

Zettlex技術とスラブレゾルバ

Synchro、RVDT、RVIT、Inductosyns™に加えて、スラブリゾルバは、「従来」型の誘導式位置センサとみなされ、現代の同等物と比較していくつかの欠点があります。 Zettlex IncOderは、スラブリゾルバと同じ基本的物理学に基づいており、同様の高レベルの堅牢性を提供します。 従来の大型のワイヤスプールとは対照的に、プリント回路を備えた層状構造を使用することによりIncOderでは低コスト、小型、軽量化が実現し、設計と統合の柔軟性が大幅に向上した最適なソリューションをエンジニアに提供します。 Zettlex IncOderは、高さが低く、内径が大きく、ミスアライメントの許容差があるため、パン・チルトペデスタル、ジンバルマウント、回転ジョイントなどのアプリケーションに簡単に取り付けることができます。

スラブレゾルバ

図1. Zettlex IncOderは、スラブレゾルバよりも低コスト、小型、軽量であり、信頼性と精度の高い代替品を設計エンジニアに提供します。